電気料金を例として、お話いたします。
通常の賃貸ですと、賃貸人が電力会社に直接手続きをしますので、特に問題はありません。
ホテルなどは、宿泊料金に含まれていますし、滞在期間も短いので、これも特に問題になりません。
(ホテル側にとっても、エアコンをガンガン使う客がいても、滞在期間が短いので特に問題はありません。)
さて、マンスリーマンションですが、通常の賃貸と同様にお客さんが直接電力会社と手続きしてくれれば全く問題がないのですが、それではマンスリーマンションとしての利便性がなくなりますので、マンスリーマンションが電力会社と契約します。
(基本的に、その契約も、お客様が退室したら契約を解除して、入室したら契約しなおすといったやり方ではなく、ずっと契約しっぱなしとなります。)
そのため、いろいろな問題が生じてきます。
(具体的な内容については、別の機会に詳述します。)
そのため、マンスリーマンションは、電力会社に支払う電気料金より多い料金をお客さんから徴収しようとします。
研修など会社からの命令でマンスリーマンションを利用するとき室料金は会社負担、公共料金は個人負担という例が多くみうけられます。
このとき、個人のお客さんは、通常より余分の公共料金を負担していることになります。
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